
園長 久次 麻衣
本園は、大正7年1月10日須磨浦尋常小学校付属幼稚園として開園し、108年目を迎える兵庫県で最も古い幼稚園です。
「みんな なかよし おともだち」を保育方針に掲げ、保育で情操を培い、自立心を育成し、親子のふれあい、自然とのふれあい、健やかな体づくりを目的として教育・保育を行っています。また1学年1クラス体制を採用しきめ細やかな少人数保育を行っています。
学園の建学の精神「体・徳・知」の教育方針として、「体」の部分の週一回の体育あそびを行うことで丈夫な身体を育み、生きる力を養います。
子どもの興味や関心を高め、自らが進んで学び、探究する力を育てます。
「徳」の部分では、身支度を整え、黙って人のお話を聞き、言葉遣いに気を付けて話す等のことが何も言わなくても自分でできるようになってきました。また、「思いやりの心」をテーマに、子どもたちに他者を思いやる大切さを学びます。お友達との関わりの中で、協力したり、優しく接したりすることができるよう、日々の活動に取り入れています。
「知」の部分では、絵本や英語保育を通じて、知識だけでなく感性や思考力を育む体験も大切にしています。絵本は、子どもたちの好奇心を育む大切なツールです。物語の中で登場人物やストーリーに共感し、豊かな表現力や言語能力を身につけます。
英語保育は、お子さまに異なる文化や言語を身近に感じさせ、柔軟な思考を育む大切なプログラムです。歌や簡単なフレーズ、英語の絵本を読みながら、言葉の意味や感情を理解し、発音にも親しんでいます。本園はこれら「体・徳・知」がバランスよく培われてきていることによって、子どもたちが成長してきているものと思います。
お子様を中心に、保護者の皆様も教職員も共に育ち合う温かい幼稚園を目指し、園庭や保育室のあちらこちらから笑い声が聞こえてくる幼稚園でありたいと思います。
皆様、どうぞ温かいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
園長 久次 麻衣