子育て支援について(地域の方へ)

 

 

本園は100年以上の歴史ある幼稚園です。その伝統と歴史を守り受け継ぐことを何よりも大切だと考えています。

そして未来の50年後の姿を思い描くことも必要です。

 

日本社会の縮小化、人口減、少子化、働く女性が社会進出するのは当たり前の時代。『幼稚園型認定こども園』は、本園が長年培ってきた教育・保育内容などは従来のものを継承しつつ、多様なニーズに対応するために保育機能を拡充しながら、本園の教育・保育の質的向上を図るものです。特に「子育て支援」については、これまで以上の充実を図っていきたいと考えます。従って今までの幼稚園に、預かり保育・延長保育の充実延長(長期休業中・土曜日も)や給食・おやつの毎日提供などを加味しています。『幼保連携型認定こども園』ではなく、あくまでも『幼稚園型認定こども園』です。


加えて、地域にひらかれた『幼稚園型認定こども園』を目指しています。具体的には、毎週火曜日実施の『わくわく幼稚園』、水曜日実施の『園庭開放』、一年に4~5回開催の『Openkindergarten』があります。

 

『わくわく幼稚園』は地域に住んでいる就学前の幼児やその保護者に私立幼稚園を体験してもらう取組です。教育・保育のノウハウを普及・啓発するとともに、子育ての悩みを解消するなどの活動を行います。在園児と一緒に「体育あそび」にも参加してもらっています。子育て相談も随時受付中です。『園庭開放』は園庭にある多くの遊具で楽しく遊んでもらいます。ここでも子育て相談を実施しています。在園児と遊ぶことは家にずっと一人でいるのではなく、早目に他の子どもと触れ合う良い機会になるものと考えます。

 

最後の『Openkindergarten』は、須磨浦幼稚園での子どもたちの様子を知っていただき、なおかつ半日体験入園を通して在園児と過ごす貴重な時間と考えます。年に4~5回ですが、親子で「朝のあつまり」から、親子体操や歌・リズムあそび、制作などを行い、「お帰りのあつまり」まで過ごします。帰るときには「また来たい」という声が聞かれます。充実した半日を体験したものと思います。