須磨浦小学校の教育が目指すもの
校長 岩渕 正文
須磨浦小学校は1902年創立の兵庫県最古の私立小学校です。
「体・徳・知」の3本柱を教育方針として、健康・体力、豊かな人間性・基礎学力のバランスのとれた人間教育をめざしています。
・先生の話が聞ける子
・友達の発表が聞ける子
・自分の考えをしっかりと言える子
これらの3つの観点をもとに、日々教育に取り組んでいます。
小学校時代は人間形成にとって大変重要な時期です。小学校で学んだことや経験したこと、先生の一言、友との交わりがその後の人生を大きく左右することも少なくありません。
本校は創立以来、1学年1学級を守り続け、少人数教育を推し進めてきました。
明るく自由な雰囲気の中で、きめ細やかな指導と助言を繰り返し行い、児童一人ひとりの個性を見出し、未来を切り開く資質を育んでいます。
児童は、教室での学習にとどまらず、6年間を通して四季折々に様々な行事で、実感を伴った豊かな経験を味わっています。
その学内外の諸行事や活動への参加を通して、それぞれが違う能力と個性を持つ者として認め合い、助け合い、さらに互いを高め合っています。
本校の校訓にある「自分の事は自分でする」これを日々実践した卒業生は、国内だけにとどまらず、世界各国で政治・経済・芸術・教育などの多方面で活躍しています。
創立から121年を迎え、蓄積された伝統だけにとどまらず、さらに教育力を発展させ、子どもたちが未来へはばたくための基盤をしっかり身に付けていけるように、育てていきたいと考えています。
校長 岩渕 正文