須磨浦学園について

子どもたち一人ひとりが、未来にはばたくために。

小学校の6年間、子どもたちは心も体も驚くほど成長します。何かを好きになったり、興味の方向を決めるのもこの頃です。考え方や性格などが形作られる最も大切な時期です。小学校で学んだことや先生のひと言が、その後の人生を左右する場合も少なくありません。
本学園は、兵庫県で最も歴史のある私立小学校です。「体・徳・知」を教育方針として、バランスのとれた人間教育に努めてきました。恵まれた自然環境に囲まれて、少人数教育にこだわってきました。明るく自由な雰囲気のなかで、児童一人ひとりの個性を見いだし、豊かに伸ばしています。

健やかに、たくましく、情操豊かに育った卒業生は、政治、経済、学術、文化など、各方面で多彩な活躍をしています。多くの方が、国際社会でも高く評価されています。創設から100年あまり、輝かしい伝統と蓄積されたノウハウを生かして、すべての子どもたちが未来へはばたくための基盤をしっかり築けるよう、学園の総力を挙げて取り組んでまいります。

学園長 山本 義和

1902年の創設から人間教育に努めてきた兵庫県で最も歴史のある私立小学校です。

日本が欧米先進国に追いつこうと懸命な努力を重ねていた明治35年(1902)、子どもの教育の重要性を痛感した神戸の教育・政財界のリーダー7人(廣瀬宰平、河上謹一、川崎芳太郎、田中太七郎、鳴瀧幸恭、芝川又右衛門、廣瀬満正)は、理想の幼少教育をめざして須磨浦尋常小学校を創設しました。そこから本学園の歴史は始まったのです。

知識の習得を第一にした「知・徳・体」が国家の方針であった当時、体づくりを最も重視した「体・徳・知」の教育方針は画期的なものでした。緑の山と青い海に囲まれた環境の良さから「別荘学校」とも呼ばれ、明治の昔から独自の教育方針を持つ「別格の小学校」として有名でした。

こんな子どもたちを!

「先生のお話が聞ける子ども」「友達の発表が聞ける子ども」「自分の考えをきちんと言える子ども」「自分のことは自分でできる子ども」「我慢する勇気がある子ども」を観点に入学考査を行います。

建学の精神

校 章

たくましい身体、
思いやりと誇り、
伸びやかな知性を育てる

  1. たくましい体と心を持った子どもを育てる。
  2. 他者への思いやり、社会の一員としての自覚を育てる。
  3. 豊かな感性を持ち、みずから学ぶ意欲を持った子どもを育てる。
  4. 一人ひとりの能力を引き出し、国際性豊かな子どもを育てる。
  5. 忍耐力と誇り高き精神を持った子どもを育てる。私立小学校です。