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食べもの四季報『キンカン』

2016.01.25

天気予報によれば、現在日本列島を寒気団がすっぽり覆い、日本海側だけでは太平洋側にも降雪情報が伝えられています。学校の世界では、インフルエンザ・風邪などが蔓延するシーズンに入り、学級閉鎖・学年閉鎖も伝えられます。ところで、みなさんは果物の一つ『キンカン』が「疲労回復・風邪予防・肌荒れ改善」の効能があることをご存じと思います。商品名“きんかんのど飴」を通じてご存じの方も多いと思います。そもそも、『キンカン』は中国長江中流域原産地の柑橘類の一種(ミカン科キンカン属)で日本には江戸時代明和年間(18世紀後半)に渡来(その果実は民間薬として古来、風邪の妙薬として咳やのどの痛みに効果があるとされ、金橘(きんきつ)という生薬名)で知られています。現在は、鑑賞用として庭木として植えられることも多いですが・・・。この『キンカン』、4~5粒をよく洗い丸ごと煎じ、色が十分に出たところ熱いうち飲む(砂糖を少し加えると飲みやすくなる)と風邪ひきに良く効くと言われています。

とにかく、寒い時期に突入します。子どもたちには、体調管理をしっかりして“楽しい幼稚園生活”を送って欲しいものです。

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