第107回 学校法人須磨浦学園 須磨浦幼稚園保育修了証書授与式
第107回 学校法人須磨浦学園
須磨浦幼稚園保育修了証書授与式 式辞
1組の皆さん、ご卒園おめでとうございます。ただいま12名の皆さんに学校法人須磨浦学園 幼稚園型認定こども園 須磨浦幼稚園 令和6年度の卒園生として、「保育修了証書」をお渡ししました。どの顔にも幼稚園を卒園する喜びと小学校へ入学する決意・期待が満ち溢れ、とても素敵に見えました。
大正7年・1918年に開園してから今年で107年となる学校法人須磨浦学園 須磨浦幼稚園の卒園生はこれで、2,738名の人たちが卒園したことになります。
須磨浦幼稚園は皆さんがひよこ組だった時の令和4年4月から学校法人須磨浦学園 幼稚園型認定こども園 須磨浦幼稚園となっていますが、【須磨浦幼稚園】の100年以上に及ぶ<歴史と伝統>をしっかりと受け継いだ幼稚園型認定こども園になっています。
さて、あの小さかった赤ちゃんが、こんなに大きく成長し、先ほどには堂々と保育修了証書を取りにくることができたのですから、見届けたお父様、お母様、そしてお家の方々はどんなにかお喜びのことでしょう。
心からお祝い申し上げます。
感染症のコロナウィルスの広がりも経験した1組でした。そのコロナの色々な制限も解除され、本来の須磨浦幼稚園の保育・教育を受けて卒園を迎えることができたことは須磨浦の幼稚園教育に関わるものとして大変に嬉しく思います。年間通じて沢山設定している幼稚園の園の行事も全て出来ました。お誕生会・学園音楽会・スイミング・七夕あそび・学園運動会と体育あそび発表会・クリスマス発表会・節分あそび・学園作品展・キッズのためのコンサート等々園行事も全て充実させて実施することができました。1組の皆さんは、ひよこ組・2組のどこかの学年で体験・経験して、思い出深い園行事も沢山あると思います。私は、特に男子4名、女子8名というクラス人数の1組さんでしたが、1組の皆さんとの交流は“本当に、掛け値無く”楽しかったです。特に、昨年12月の「クリスマス発表会」での皆さんの30分に及ぶ劇は<見事!!>のひと言に尽きます。大人でもなかなか覚えきれないであろう“長い台詞と友達との間、その順番待ち”等々、皆さんの<素晴らしさ>と大きく成長した姿を私は確かに実感させてもらいました。そして、たくましさ・やさしさ・心配り・粘り強さを幼稚園で学んだであろう皆さんは、小学校でもきっと活躍できることと思います。これからも力いっぱい何事にも取り組んでください。
4月からはいよいよ小学生です。国語や算数・理科などのお勉強も始まります。皆さんなら大丈夫。きっと楽しく、しっかりとお勉強も運動もそして遊びもやっていけると思います。皆さんの小学校入学を楽しみに待っています。
そこで、園長先生から皆さんに最後の3つのメッセージです。
*時間を守りましょう
*あいさつをしっかりしましょう
*自分のことは自分でしましょう
それでは、このあと、保護者の方々やお家の方々、ご来賓の先生方に少しお話しますので、1組の皆さんはそのまま静かに待っていてください。
保護者の皆様、本日は、お子様のご卒園、誠におめでとうございます。
心からお祝い申し上げます。
入園した頃の日々を思い起こしますとさぞ感慨深いことと存じます。本日、子どもたちは須磨浦幼稚園を巣立って行きます。先ほどの「保育修了証書」の授与では、12名ともが緊張しながらもとってもいい【立派な姿】でした。子どもたちなりに卒園式の意味を理解し、小学校に向けての新たな気持ち・決意を持っている“眼差し”と思いました。保護者の皆様には今後とも子どもたちを支え・応援していただきたいと思います。
子どもたちの園生活につきましては、園としていろいろ未熟且つ行き届かぬ点も多々あったかと存じます。皆様方の温かなご理解とご協力に深く感謝し、御礼を申し上げます。
誠にありがとうございました。
最後になりましたが、本園の107回目の「保育修了証書授与式」に大変お忙しい中、ご臨席を賜りました須磨浦学園理事長山本義和様をはじめ学園関係の皆様方には高いところからではありますが、
心より御礼申し上げます。 ありがとうございました。
本日、卒園した子どもたちがこれからも本園保育目標「みんな なかよし おともだち」の精神のもと、こころ豊かにたくましく成長していきますように祈念し、私のお祝いの言葉とさせていただきます。
本日は、ご卒園、誠におめでとうございます
令和7年3月14日
学校法人須磨浦学園
幼稚園型認定こども園
須磨浦幼稚園
園長 玉井 英夫