トピックス

春のお彼岸

2017.03.10

585986

「彼岸」という言葉は、サンスクリット語「パラミター」を漢字で表した「到彼岸」の略です。
元々は仏教用語で、「煩悩に満ちた現世である此岸(しがん・・・人間が住む世界という意味)を離れて修行を積むことで煩悩を脱して、悟りの境地に世界(彼の岸)に到達する」という意味です。
即ち、お彼岸は先祖に手を合わせて感謝する機会だけでなく、人生において大切な6つの徳目(布施・持戒・精進・忍耐・禅定・智恵)のことを「六波羅蜜」と言いますが、これを意識して過ごし見つめ直す期間でもあるということです。
2017年の「春彼岸」は3月17日・・彼岸の入り、3月20日・・彼岸の中日(春分の日)、3月23日・・彼岸明け です。お彼岸に、何をすべきかが決まっているわけではありませんが(お彼岸の中日の意味には「自然を称え、生物を慈しむ」の意味があるようです。)自己を振り返る期間と捉えばいいと思います。(お彼岸にお墓参りをする風習は、日本だけの独特の風習のようです。)
もう“春”です。
お彼岸の時期に“単なる仏事的供養にとどまらず、こころをひそめて別次元の他世界を想い、全く現世的拘泥のない自由の境涯を考えてみることも意味が深い・・・と私は考えますが・・・?

pagetop